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香港

2018/12/10 15:25
香港マイルの結果


9日(日本時間同日午後)、香港のシャティン競馬場で行われた芝1600mのG1香港マイルはZ.パートン騎手が騎乗した1番人気のBeauty Generation(ビューティージェネレーション)圧倒的な人気に応えて優勝し、昨年に続き香港マイル連覇を果たした。

昨年の香港マイルに加えて今年春のチャンピオンズマイルも優勝を果たし、今季もここまでG3セレブレーションC、G2の沙田トロフィー、そして香港マイルの前哨戦であるG2のジョッキークラブマイルもレコード勝ちして、目下4連勝中であったビューティージェネレーションは日本でもその強さが浸透しており、単勝1.4倍の断然人気に支持され、これに続きペルシアンナイト、モズアスコットといった日本のG1ウイナーが2、3番人気に。

レースでは12番枠と外目の枠を引いたビューティージェネレーションであったが、好発を決めると、スッと上がって行き、当初はオーストラリアのComin' Through(カミンスルー)と併走していたが、残り1000m付近では早々と先頭に立ってレースを引っ張る形に。その一方で、ペルシアンナイト、モズアスコット、ヴィブロスは前半後方で折り合いに専念して様子を伺っていたが道中は各馬に大きなポジションの変動はなく、レースが動いたのは3角から4角にかけてであった。

相変わらずビューティージェネレーションが先頭であったが、一気に後続馬が差を詰めてきて団子状態になるとモズアスコット、ヴィブロスも外を回って一気にポジションを上がる形に。しかし直線に入ってもビューティージェネレーションの脚色は劣ることなく、残り300mを切ると、そのリードはむしろ広がり、焦点は2着争いとなった。

ほぼ横一線となった2着争いであったが、馬群の中から、香港のSouthern Legend(サザンレジェンド)、Nothingilikemore(ナッシングアイライクモア)が抜け出しを図ろうとするところ、外からヴィブロス、ペルシアンナイトがこれに迫り、モズアスコットもこれに加わってきたが、それらを尻目にビューティージェネレーションは3馬身差をつけて圧勝。2着にはヴィブロス、3着にサザンレジェンドが入り、ペルシアンナイトは5着、モズアスコットは7着に終わっている。

勝ったビューティージェネレーションは父Road to Rock、母Stylish Bel(母の父Bel Esprit)という血統の6歳セン馬。オーストラリアでデビューを果たし、G1のローズヒルギニーで2着と言う実績はあったが重賞未勝利のまま香港に移籍。当面の目標であった4歳限定の香港クラシックマイルでは3着、香港クラシックCでは11着、香港ダービーでは3着に敗れていたが、距離をマイル戦以下に向けるとその能力を開花させて昨年の香港マイルは香港での初G1挑戦であったがこれを制した。

その後、今年1月のマイルG1戦スチュワーズCで7着、4月のG2戦チェアマンズTで5着に敗れたことはあるが、冒頭でも記載したようにチャンピオンズマイルから今回の香港マイルを含めて5連勝。文句なく、現状は香港最強マイラーである。この後は2シーズン連続の香港年度代表馬を目指して昨年敗れた、年が明けて1月のスチュワーズCや連覇のかかるチャンピオンズマイルを目指す事になるだろうが是非、日本を含めた海外遠征をしてもらいたい。

香港マイル(G1)
香港/シャティン競馬場・芝1600m
1着Beauty Generation(ビューティージェネレーション)
2着ヴィブロス
3着Southern Legend(サザンレジェンド)