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アメリカ

2019/01/28 13:26
ペガサスワールドカップ招待Sの結果
現地時間26日(日本時間27日朝)、アメリカのガルフストリームパーク競馬場で行われたダート9ハロン(約1800m)のG1ペガサスワールドカップ招待Sは、J.カステリャーノ騎手が騎乗した2番人気City of Light(シティオブライト)がレース途中から先頭に立つと、そのまま後続を突き放して優勝。前走のブリーダーズCダートマイルに続くG1連勝、通算4度目のG1制覇で現役最後の一戦を飾った。

今年で3回目の開催となったペガサスワールドカップ招待S。良馬場だった前2年とは異なり、今年はコースに水が浮くほどの不良馬場でレースが行われた。人気は、昨年のブリーダーズCクラシックの勝ち馬Accelerate(アクセラレイト)とシティオブライトに集中し、アクセラレイトが単勝2.5倍の1番人気に。シティオブライトが単勝2.9倍で続き、昨年のケンタッキーダービー3着馬Audible(オーディブル)が単勝10.1倍の3番人気となった。

レースは、揃ったスタートから大外枠のPatternrecognition(パターンレコグニション)が押してハナに立つ。1馬身差の2番手につけたのはシティオブライト。その直後のインコースにBravazo(ブラヴァーゾ)が続き、アクセラレイトはスタート直後の行き脚が今ひとつだったものの、4番手までポジションを上げて2コーナーを回る。また、オーディブルやGunnevera(ガンナヴェラ)は中団よりも後方で脚を溜めていた。

向こう正面に入ってからも各馬のポジションに大きな変化はなかったが、徐々にシティオブライトが逃げるパターンレコグニションに迫ると、3コーナー手前で同馬をかわして先頭に。これを合図に後続の各馬も追い出しを始め、4コーナーではアクセラレイトがシティオブライトの外から並びかける。

しかし最後の直線、ゴーサインを送られたシティオブライトがあっという間にアクセラレイトを置き去りにして独走態勢に入る。アクセラレイトも懸命に前を追うものの、その差は徐々に広がっていき、さらに内を通って上がってきたSeeking the Soul(シーキングザソウル)にもかわされて3番手に後退する。結局、最後はシティオブライトが2着のシーキングザソウルに5馬身3/4差をつけて楽勝。アクセラレイトはそこからから1馬身半遅れの3着がやっとだった。

なお、そのほかでは3番人気のオーディブルが5着、4番人気のガンナヴェラが6着にそれぞれ敗れたほか、メキシコから挑戦したKukulkan(ククルカン)もブービーの11着に終わっている。

勝ったシティオブライトは、父Quality Road、母Paris Notion(母の父Dehere)という血統の5歳牡馬。デビューは3歳夏と遅く、2戦目に初勝利を挙げたあとも一般戦で連続して2着に敗れていたが、年末に行われたG1マリブSで初めて重賞に挑戦すると、ここを制してG1ウイナーの仲間入りを果たした。そして昨年は、初戦となったG1トリプルベンドSを快勝。続くG2オークローンHは自身初の9ハロン戦だったが、アクセラレイトを僅かに抑えて重賞3連勝を飾った。その後、10ハロンのG1ゴールドカップアットサンタアニタと休養明けのG1フォアゴーSは3着、2着に敗れたが、2番人気で臨んだ前走のブリーダーズCダートマイルを逃げ切って勝利し、3つめのG1タイトルを手にしていた。今後は、父のQuality Roadやアクセラレイトと同じケンタッキー州のレーンズエンドファームで種牡馬になる。通算成績は11戦6勝。

ペガサスワールドカップ招待S(G1)
アメリカ/ガルフストリームパーク競馬場・ダート9ハロン(約1800m)
1着City of Light(シティオブライト)
2着Seeking the Soul(シーキングザソウル)
3着Accelerate(アクセラレイト)