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イギリス

2018/08/23 11:44
インターナショナルSの結果
22日(日本時間同日深夜)、イギリスのヨーク競馬場で行われた芝10ハロン56ヤード(約2100m)のG1インターナショナルSは、O.マーフィー騎手が騎乗した2番人気Roaring Lion(ロアリングライオン)が中団から抜け出すと、1番人気Poet's Word(ポエッツワード)らの追い込みを寄せ付けず完勝。前走のエクリプスSに続くG1連勝を飾った。

この日から始まったヨーク競馬場のイボアフェスティバル。その開催の目玉であり、中距離路線のトップホースが集うこのレースだが、今年は出走8頭中7頭がG1馬という豪華なメンバーで行われた。そんな中、1番人気に推されたのはプリンスオブウェールズSとキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを連勝中のポエッツワードで、単勝のオッズは2.6倍。4.0倍の2番人気でロアリングライオンが続き、ディープインパクト産駒のSaxon Warrior(サクソンウォリアー)は5.5倍の3番人気だった。

レースは、最内枠からスタートしたサクソンウォリアーが1馬身ほど出遅れ。一方、そのほかの7頭は揃ったスタートを切り、その中からドバイワールドCの勝ち馬Thunder Snow(サンダースノー)が先手を奪う。そして、2番手には同じゴドルフィンのBenbatl(ベンバトル)をかわしていった愛ダービー馬Latrobe(ラトローブ)。2頭の直後にはポエッツワードが続き、その後ろにロアリングライオンとWithout Parole(ウィズアウトパロール)がつける。サクソンウォリアーはそこから1馬身ほど離れた後方2番手となったが、先頭のサンダースノーとの差は4馬身半ほど。最後方にはこれがG1初挑戦になる最低人気のThundering Blue(サンダーリングブルー)がつけた。

道中は8頭に大きな動きはなく、サンダースノーが半馬身ほどのリードを保ったまま最後の直線に入る。各馬が大外のラチ沿いに向かって進路をとってスパートに入ると、サンダースノーをかわしてベンバトルが先頭に立つが、それも束の間のことで、その内にいたロアリングライオンがこれをアッサリと捉えて先頭へ。その後方では、やや進路取りに手間取っていたポエッツワードとサクソンウォリアーが内から前を追うが、先に抜け出したロアリングライオンとの差はなかなか詰まらず。結局、ロアリングライオンはこれまで度々見せていたヨレる悪癖を出すこともなく、悠々と先頭でゴール板を駆け抜けた。

2着のポエッツワードは前が開いてからは良く伸びたものの、ロアリングライオンには3馬身1/4差をつけられた。また、そこから半馬身差の3着には最後方から猛追したサンダーリングブルーが入り、ゴール前で同馬にかわされたサクソンウォリアーは4着に終わった。

勝ったロアリングライオンは、父Kitten's Joy、母Vionnet(母の父Street Sense)という血統の3歳牡馬。今シーズンは、初戦のG3クレイヴンSから2連敗を喫した後、今回と同じ舞台で行われたG2ダンテSで優勝したものの、その後の英ダービーではゴール前で脚が鈍って3着に敗戦。距離を短縮した前走のエクリプスSではゴール前で内にヨレてサクソンウォリアーの進路を塞いだため入線後に審議となったが、降着にはならずG1初制覇を果たしていた。通算成績は10戦6勝。

インターナショナルS(G1)
イギリス/ヨーク競馬場・芝10ハロン56ヤード(約2100m)
1着Roaring Lion(ロアリングライオン)
2着Poet's Word(ポエッツワード)
3着Thundering Blue(サンダーリングブルー)