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アメリカ

2018/01/29 12:02
ペガサスワールドC招待Sの結果
27日(日本時間28日朝)、アメリカ・ガルフストリームパーク競馬場で行われたダート9ハロンのG1戦ペガサスワールドC招待Sは、道中2番手を進んだ1番人気のGun Runner(ガンランナー)が3コーナー過ぎで先頭に立つと、そのまま押し切って優勝。G1戦5連勝、通算6度目のG1制覇で有終の美を飾った。鞍上はF.ジェルー騎手。

世界最高賞金を誇る競走として創設されたこのペガサスワールドC招待S。2年目を迎えた今年はさらに400万ドルが増額され、レースの総賞金は1630万ドル(1着賞金700万ドル)となった。出走馬は12頭。昨年のブリーダーズCクラシックの優勝馬で、米年度代表馬にも選ばれたガンランナーをはじめとする同レースの上位馬や、この路線のG1ホースたちが顔を揃えた。

レースは、揃ったスタートから4番人気のCollected(コレクテッド)が先頭へ。ガンランナーは、先行馬にとってやや不利な10番ゲートからの発走だったが、押してこれに続き、1コーナーに入った。そして、この2頭の直後につけたのが2番人気のWest Coast(ウエストコースト)。さらに、前走のG2戦サンアントニオSを逃げて勝ったGiant Expectations(ジャイアントエクスペクテーションズ)、G1戦シガーマイルHを勝って臨んだSharp Azteca(シャープアズテカ)が先団を形成した。

向こう正面に入り、Collected(コレクテッド)のリードは3/4馬身ほど。ガンランナーがピッタリとマークする形で運び、3番手にはウエストコーストをかわしたジャイアントエクスペクテーションズが上がる。Toast of New York(トーストオブニューヨーク)までの6頭が一団となり、そのまま3コーナーに向かったが、ペースが上がり始めたところでトーストオブニューヨークが遅れ始める。一方、先行争いではガンランナーがコレクテッドをかわして先頭に。スパートを開始したウエストコーストが2番手に浮上して4コーナーをカーブした。

最後の直線は、2頭が3番手以下を大きく引き離し、一騎打ちに持ち込む。逃げるガンランナーと追うウエストコースト。残り1ハロンのハロン棒付近では、ウエストコーストが1馬身差まで迫ったものの、そこからガンランナーがもうひと伸び。結局、最後はウエストコーストに2馬身半差をつけてゴール板を駆け抜けた。また、2着から10馬身3/4差の3着には、直線で内ラチ沿いを追い込んだGunnevera(ガンナヴェラ)が入っている。

勝ったガンランナーは、父Candy Ride、母Quiet Giant(母の父Giant's Causeway)という血統の5歳牡馬。一昨年の11月に行われたG1戦クラークHで初G1制覇を果たすと、昨年はドバイワールドCで2着に敗れたものの、その後、4つのG1タイトルを獲得し、このレースの前に行われた2017年のエクリプス賞の授賞式では、年度代表馬と最優秀ダート古馬牡馬に選出された。なお、同馬はこのレースを最後に引退することが決まっており、今春からはケンタッキー州にあるスリーチムニーズファームで種牡馬として生活を送る。通算成績は19戦12勝。

ペガサスワールドC招待S(G1)
アメリカ/ガルフストリームパーク競馬場・ダート9ハロン(約1800m)
1着Gun Runner(ガンランナー)
2着West Coast(ウエストコースト)
3着Gunnevera(ガンナヴェラ)