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アメリカ

2017/04/17 11:51
アーカンソーダービーの結果
15日(日本時間16日朝)、アメリカ・オークローンパーク競馬場で行われたG1戦アーカンソーダービーは、J.ルパルー騎手騎乗の1番人気Classic Empire(クラシックエンパイア)が優勝。3度目のG1制覇を果たすとともに、ケンタッキーダービーの出走権を掴みとった。

昨年9月にスタートしたロードトゥザケンタッキーダービーの中で、最後に行われるG1戦となるアーカンソーダービー。今年は、本番への切符をかけて12頭が挑んだが、人気を集めたのはクラシックエンパイアと無敗でここに臨んだMalagacy(マラガシー)の2頭で、クラシックエンパイアが僅差で1番人気に支持された。そして、マラガシーが2番人気、以下Untrapped(アントラップド)、Lookin At Lee(ルッキンアットリー)、Sonneteer(ソネッティア)と続いた。

レースは、大きな出遅れもなく各馬が揃ってスタートを切ると4、5頭が前へ。1コーナーでは僅かに外のConquest Mo Money(コンクエストモーマネー)が出ているように見えたが、コーナーワークを利用して内のGrandpa's Dream(グランパズドリーム)が前へ。しかし、コンクエストモーマネーもピッタリと続き、2頭がレースを引っ張る。一方、3番手以下はマラガシー、Petrov(ペトロフ)など6頭がほとんど一団となっており、クラシックエンパイアもその中を追走する。

向こう正面から3コーナーにかけて、コンクエストモーマネーが再び先頭に立ったものの、先団はほぼ一団という状況で、8頭が3、4馬身圏内で続いた。しかし、3コーナーに入るとグランパズドリームが遅れはじめ、先頭争いはコンクエストモーマネー、マラガシー、アントラップドの3頭に。クラシックエンパイアとペトロフが、そこから3馬身ほど離れた4番手で並び、4コーナーをカーブした。

直線に入ると、先頭争いからアントラップドが早々と脱落したが、コンクエストモーマネーとマラガシーはお互い譲らず、2頭が並んだまま残り200mを切る。だが、その後方では徐々にクラシックエンパイアが脚を伸ばしており、残り100m付近で外から前の2頭に並びかけると、そのまま抜け出して先頭でゴール板を駆け抜けた。

2着は半馬身差でコンクエストモーマネー。そこから1馬身差の3着には、最後に間を割って伸びたルッキンアットリーが入った。

勝ったクラシックエンパイアは、父パイオニアオブザナイル、母サンブーカクラシカ(母の父キャットシーフ)という血統の3歳牡馬。昨年、5戦4勝という成績でG1戦ブリーダーズフューチュリティとブリーダーズCジュヴェナイルを連勝し、エクリプス賞最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得したが、今季初戦のG2戦ホーリーブルSで3着に敗れたあとに脚部不安が見つかり、ここは約2ヵ月半ぶりの実戦だった。通算成績は7戦5勝。

ケンタッキーダービーへの出走権を失いかねない状況の中、見事に勝利して100ポイントを獲得したクラシックエンパイア。今回の勝利によって、本番のケンタッキーダービーでも1番人気に支持されることが予想されるが、昨年のナイキストに続く2歳王者の戴冠となるだろうか。

アーカンソーダービー(G1)
アメリカ/オークローンパーク競馬場・ダート9ハロン(約1800m)
1着Classic Empire(クラシックエンパイア)
2着Conquest Mo Money(コンクエストモーマネー)
3着Lookin At Lee(ルッキンアットリー)