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フランス

2018/05/14 12:02
仏2000ギニーの結果
13日(日本時間同日深夜)、フランスのパリロンシャン競馬場で行われた芝1600mのG1仏2000ギニーは、2番人気に支持されたOlmedo(オルメド)がゴール前の混戦を制してG1初制覇。騎乗したC.デムーロ騎手と管理するJC.ルジェ調教師は、昨年のブラムトに続く連覇となった。

パリロンシャン競馬場では3年ぶりの開催となった今年の仏2000ギニー。地元フランス勢のほかにイギリスとアイルランドからの遠征馬が集まり11頭立てで行われた。そんな中で1番人気に推されたのは、前哨戦のG3フォンテーヌブロー賞の勝ち馬でここまで3戦無敗のWootton(ウートン)。同レースで僅差の2着だったオルメドが2番人気となり、以下、Dice Roll(ダイスロール)、U S Navy Flag(ユーエスネイビーフラッグ)と続いた。

レースはややバラけたスタートになり、躓くような格好となったウートンは後方からの競馬を余儀なくされる。一方、先行争いは、内で好スタートを切ったHey Gaman(ヘイガマン)にダイスロールとFrancesco Bere(フランチェスコベーレ)が加わるが、大外枠からゲートを出たユーエスネイビーフラッグが押してハナへ。1馬身差の2番手にはフランチェスコベーレがつけ、そこからさらに1馬身間隔でヘイガマン、ダイスロール、オルメドと続いた。

ユーエスネイビーフラッグを先頭に各馬が3コーナーに入り、しばらくはこのままの隊列で進むかのように思われたが、坂の下りに入るとヘイガマンが2番手にポジションを上げ、そのまま先頭との差を詰めにかかる。さらに、フォルスストレートの入り口にさしかかると、後方3番手にいたウートンが抑え切れない様子で2頭の直後まで浮上して最後の直線に入った。

直線に入ってからもユーエスネイビーフラッグとヘイガマンの併走が続いたが、仮柵がなくなったところで2頭の内からダイスロールが並びかけ、先頭争いは3頭の追い比べに。その後ろではウートンとオルメドが脚を伸ばして前に迫る。しかし、残り100mを切ると苦しくなったユーエスネイビーフラッグとウートンが後退。粘る2頭と追うオルメドによる勝負になったが、最後はゴール前で僅かに捉えたオルメドがこの混戦を制した。

クビ差の2着は際どい争いになったものの、ヘイガマンが僅かに先着。ダイスロールはハナ差及ばず3着となり、そこから1馬身3/4差の4着にウートンが入った。

勝ったオルメドは、父Declaration Of War、母Super Pie(母の父Pivotal)という血統の3歳牡馬。昨年8月のデビュー戦を4馬身差で快勝して注目を集めたが、2歳時の勝ち星はこの1勝のみ。G3シェーヌ賞、G1ジャンリュックラガルデール賞に続き、今シーズン初戦だったフォンテーヌブロー賞でも2着に惜敗していたが、叩き2走目となったここでその鬱憤を晴らし、初のG1タイトルを手にした。通算成績は5戦2勝。

仏2000ギニー(G1)
フランス/パリロンシャン競馬場・芝1600m
1着Olmedo(オルメド)
2着Hey Gaman(ヘイガマン)
3着Dice Roll(ダイスロール)