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イギリス

2017/05/08 11:29
英2000ギニーの結果


現地時間の6日にイギリス、ニューマーケット競馬場では芝8ハロン(約1600m)のG1英2000ギニーが行われ、R.ムーア騎手騎乗の1番人気Churchill(チャーチル)が優勝した。勝ちタイムは1分36秒61。

10頭立てと過去10年で最も少ない頭数で行われた今年の英2000ギニー。スタートが切られるとLancaster Bomber(ランカスターボンバー)がハナに立ち、2番手内にSpirit Of Valor(スピリットオブバロー)、外にLaw And Order(ローアンドオーダー)がつける。上位人気のチャーチルとEminent(エミネント)が4番手集団、中団には2番人気のBarney Roy(バーニーロイ)、Larchmont Lad(ラーチモントラッド)、Al Wukair(アルウケア)がつけ、Dream Castle(ドリームキャッスル)とTop Score(トップスコア)は後方からの競馬となった。

レースが動いたのは残り2ハロン(約400m)を切ってから。逃げていたスピリットオブバローにランカスターボンバーが並びかけると、内からチャーチル、外からエミネントが伸びてくる。スピリットオブバローが脱落し、残り1ハロン(約200m)までランカスターボンバーが粘っていたが、内のチャーチルが抜け出すと最後は1馬身差をつけてゴール。2から4着は接戦となったが、バーニーロイが2着、そこからクビ差の3着には大外から追い込んだアルウケアが入った。

勝ったチャーチルは生産・調教共にアイルランドで、父Galileo、母Meow(母父Storm Cat)という血統。昨年は愛ナショナルS、デューハーストSと2歳G1戦で2勝を挙げ、カルティエ賞最優秀2歳牡馬に選出されたチャーチルは、このレースが今シーズン初戦となっていた。今回の勝利で通算成績は7戦6勝、デビュー2戦目から続く連勝を6へと伸ばしている。

気になるのはチャーチルの今後だが、同馬を管理するA.オブライエン調教師は現地メディアに対して「それについては今後10日でクールモアと決めていくことになるだろう。チャーチルはガリレオ産駒だが、父が豊富なスタミナを持っていたのに対し、彼は優れたスピードを持っている。マイルは問題なく、私が思うに10ハロン(約2000m)にも適応できる。ただ12ハロン(約2400m)となると分からない」とコメントした。

ちなみに、オブライエン師はこれで英2000ギニー8勝目。このレースの通算最多勝記録を塗り替える偉業を達成している。また、オブライエン師は翌日の英1000ギニーも勝利しており、2005年、2012年に続く英2000ギニー、英1000ギニーダブル制覇を成し遂げた。

英2000ギニー(G1)
イギリス/ニューマーケット競馬場・芝8ハロン(約1600m)
1着Churchill(チャーチル)
2着Barney Roy(バーニーロイ)
3着Al Wukair(アルウケア)